欲望を解放と、抑圧

「解放」……それも「ありのままの欲望の解放」こそ、フールズが参加者に対して行っていることで、ダメな人が輝く方法。
 そして、輝けない人がなぜ輝けないかといえば、そこに「抑圧」があるから。
 大抵の世界、コミュニティでは「ありのまま」でいることを許してはくれない。

 また、欲望を見せるというのは、ある意味で「弱点」を晒すことでもあり。
 それは弱みを隠したい一般世界ではとてもやりづらい。
 
 なぜなら弱点を見せる、弱音をはくと「修正しろ」「直せ」と迫られるため、それを隠す「抑圧」が産まれる。
 やりたいこと、やってしまうこと。それを全開にすると「迷惑」「邪魔」「恥ずかしい」などと言われるため。
 やはり「抑圧」に走らされる。
 
 しかし「やりたい」を封印して「やるべき」を積み重ねても、そこに満足はなく。幸福感もない。
 それはそうである。「やりたい」を封印してるのだから。
 「貴方はカレーを食べるべきである。そうすれば幸福になれる」といくら他人に諭されても。
 「ラーメンを食べたい」が根底にあるとしたら、幸福にはなれない。
 
 「やりたいを見せること」「人に頼らせること」「弱みを晒すこと」「人に頼ること」これらは全てセットであり。
 それらを封印して、輝くこと、人生に満足することはない。
 
 ある有名作品のキャラは、勝利と共にいった……。
 「お前と俺には致命的な差がある……それは欲望、執念だ!」と。
 「欲望の解放」こそ、成功の根源であり、楽しくあるために大事なこと。

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