世界には、役に立たない人が必要。世界には、遊び人が必要。欲望の姿。遊び人主義。無駄にいってる人が、世界には、無駄が必要

フールズがなぜ、ダメ人間を集めてるかの答え。
 それは、次の時代に勝つ人、求められる人の答えを知ってるからにほかならない。
 その答えを言おう。それは「遊び人」だ。

 歴史を遡ろう。
 戦国時代は、戦争(暴力)の才能が求められ、弓を引いたり、軍を指揮する能力。
 それをもってるのが「凄い人である」とされた。

 時は流れ、明治維新前後。「知識」を求めよと、世界や知識を知る「学者」がもてはやされた。
 それが「凄い人である」とされた。
 この頃、一大転換が起こった。「暴力」から「お金」の時代への転換である。
 「お金を持つものが、強く、偉い」そういう時代への転換。

 戦争の能力は、時代遅れとされた。
 さらに流れ、工業の時代。学者さんも時代遅れになりつつあった。
 「手に職をつけろ」と「職人」が金になるともてはやされるようになった。
 さらに流れ、バブル商業の時代。「資格」や「学歴」など。
 「肩書」をもつものが「金になる」ともてはやされるようになった。
 さらに流れ、現代。「人と関わる能力」「人を率いる能力」だと。
 「リーダーやコミュニケーション力」を持つ人「金になる」ともてはやされている。
 
 そして今「お金」の価値がガンガン下がってきています。
 月収20万の人ですら、バブル期の金持ちも遠く及ばない生活をしていて。
 無料あるいは微料で質の高い動画をみて、ゲームを楽しみ、美味しい食事をし。
 コミュニティに所属し、生きるだけなら不自由もせぬ。そういう時代ですから。

 次の時代はそれが加速します。

 それは、今までにはどこにもない転換です。
 「役に立つこと」を追求してきた時代が終わりつつある。

 今まで、皆は「役に立つ人」にお金を払ってきました。
 そして「役に立つ人」になれば金を稼げるとばかりに。
 「役に立つ人になる方法」にお金を注いできました。
 そういうふうに、なろうとしてきました。
 塾でも、社会でも、商業でも、なんでもね。

 でも、今後は違います。
 「役に立つこと」は、AIに取って代わられます。
 代わりに、皆やることが段々なくなります。
 では、その欲求の向かう先はどこか……?

 といったら。

 次は「楽しい人」「楽しそうな人」です。

 そこに「私も混ぜてほしい」「教えてほしい」とお金を払うのです。
 
 既にその流れはきています。
 Youtuberとかそうでしょう?彼らは、そんなに役に立つことをしていますか?
 違いますよね。
 彼らは「面白いこと」「楽しそうなこと」をして。
 ただひたすら「楽しんで」いるだけなのです。
 そして、お金を払う人たちはただ彼らに「もっと楽しんでほしい」し。
 「一緒に楽しみたい」のです。
 
 そう、だから、つまり、次の時代に求められる人は……。

 「遊び人」です。

 遊びを極めたひと。色んな遊びを知ってる人。
 遊ぶ世界に連れてってくれる人。
 遊び方を、楽しみ方を、教えてくれる人。
 
 つまらない人は、例えディズニーにいってもつまらない。
 遊び人は、楽しい世界をたくさん知っています。
 次の時代の「もてはやされる人」……いえ。

 「賢い」とされる「賢者」は、遊び人です。

 「役に立つ」を突き詰めてきた人は、そこにはいけません。
 ちょうど、ドラゴンクエスト3で、勇者・戦士・魔法使い・僧侶……。
 「役に立つ」職業の先にはレベル99まであげても「賢者」になれないように。

 でも「遊び人」だけが、賢者になれるように。

 遊び人が、世の中を救うのです。
 それは、ダメ人間こそが、一番できることなのです。
 彼らは、今は役に立たない。
 でも、それは、僕らが尖っているからです。
 役に立つ社会では、決して得れないもの……。


 そう「面白いやつ」という条件を満たしています!


「ありきたりでない存在」
 それこそが、ダメ人間であり、僕ら、はみだしものなのです。
 上にはみ出しているか、下にはみ出しているか。それだけなのです。
 
 ちなみに、フールズリーダーの高井さんは、
 最高の「ダメ人間」であり「遊び人」です(笑
 
 貴方は凄い人ではないかもしれない。
 でも、なにか「面白い」要素を持っている。
 「個性」がある。

 僕らは、次の時代に勝つ。そう思っています。
 

 あとですね。

 どこのコミュニティも、場所も、会社も、社会も。
 「(資本主義的に)役に立つ人」ばかり求めている。
 でも、そんなのだから、人は本当の意味で居場所を作れないし、満足もしないんだよって話。

 何かを「出来ない」人がいるから「出来る」人が輝く。
 出来る人は、達成する喜び、与える喜びを知ることができる。
 また、その「出来る」人にも必ず「出来ない」事があり、
 それを相互で交換することで、互いに輝くことができる。
 
 「出来ない」ことを悪いことだと思いこむと、互いに輝くことがなくなる。
 そんな世界は不毛です。

 「出来ない」事は、悪いことではないです。
 それだって「お金になる役に立つことができない」だけですから。
 今後の時代は特にね。
 そして、それは今後より加速します。

2 件のコメント

  • これから求められる人は遊びのスペシャリストってとても大きく頷けました
    悲しい話ですが、勤勉が美徳とする考えを教育されてきた私にとって「遊び人」はどこか軽蔑を含ませた感じの言葉でした。だけど遊ぶって本当は楽しい時間を過ごすってことで、働き方改革で最終的に作り出すべきものだと思います。ってなんか窮屈な感じにしてますね
    楽しい時間を過ごすことの重要性が大きく変わろうとしていて、その先頭にfoolsは立とうとしてるってことですよね??

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